人間(ワタシ)対ロボット(コロボ君)の戦い、はじまる。
はい、そういうわけでございまして。
本日は2018年7月4日の水曜日。
現在東京国際フォーラムでは、ワタシがいつも連載を書かせていただいている、RPA BANKさん主催の『RPA DIGITAL WORPD 2018』が開催されております。
どんな話が出ているのですかねー。気になりますねー。
体験コーナーも沢山あるようですので、みなさまも是非実際にRPAツールを触って楽しんできてくださいませ。(ワタシは、ソレが……ナニで……アレが……ドウしたので今回は不参加でございます)
さて。
ワタシ同様、イベントに参加できなかったよーというみなさま。
そして、イベント参加中にちょっぴり息抜きをしたくなったみなさま。
そんなみなさまのために、本日はこんな記事をご用意させていただきました。
AI型全自動記事執筆システム『Articoolo』のお話です。
みなさま、今日も記事を書いていますか?
うんうん、コッソリ書いている「コンビニおにぎり日記」、知っていますよ。
ワタシももうブログで記事を書き始めて、かれこれ20年ほどになります。(……と、書いてからちょっと目眩がしてきました。20年て。赤子が成人しちゃう。)
20年もこんな残念な文章をよく飽きずに書き続けているなーとか、20年もやっているのに書く技術はサッパリ上達しないものだねーとか。
そんな辛い現実はさておき。
今までワタシ、自分のWebサイトにコンテンツを作ろうと思ったら、記事は「絶対に自分で書かなければならないもの」だと思ってきました。
・パソコンの前に座っていても自動的にできるものではなく
・趣味のサイトにライターさんを入れるのは現実的な話ではなく
・他の人のWebサイトから記事を持ってくるのは著作権の問題に引っ掛かる
だから自分で書く、が当たり前だったわけです。
もちろん、書くことで得られるものはとっても多いので、それ自体はポジティブなのですが……
そんな風にワタシが20年間ボーッとしている間に、世界ではこんなシステムが生まれておりました。
Articoolo
https://articoolo.com/?lang=ja
私たちの技術は、作成プロセスをより早く、コスト効率よく、より快適にすることによって、ライターがテキストコンテンツを作成するのを支援することを目的としています。それは、人間の作家をシミュレートし、一意的なコンテンツを作成します。トピックと長さを選択すると、アルゴリズムによってテキストコンテンツが作成されます。(Articoolo Webサイトの紹介文→Google翻訳)
マジっすか!
ロボットが記事を書く、いつの間にかエラい時代が到来していたようです。
ロボットが人間の仕事を奪う、そんなニュースをドコか他人事として捉えていたワタシですが、これはヤベェ。
確かめてみなければなりません。
どうやら無料でアカウントが作れるようですので、早速作ってみましょう。
トップページから「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「SIGN UP」!
設定したメールアドレスにメールが送られてきます。
メール内に「登録確認」ボタンが付いていますので、ポチッとな。
登録できました!
では、「Articoolo」もとい「執筆コロボ君」に記事を書いてもらいましょう。
丁度時期も時期ですので、「日本」「ワールドカップ」のキーワードで記事をお願いしてみます。(2個から5個程度のキーワードを入力すると、そのキーワードに関連する記事を書く、という仕組みのようです)
もう一段階詳細な「オプション」を設定する画面が出てきました。
「ヒット率が高そうなオススメキーワード」「最大文字数」「優先度」を選ぶことができます。
優先度については、「読みやすさ」を重視するのか、「独自性」を重視するのかを選択できるっぽいのですが……実際に作られた記事を読み比べてみないとよくわかりませんね。
「CREATE」ボタンで、記事執筆スタートです。
記事を書き始めます。
「in the oven」とか言っちゃって、なんだか表現がオシャレ。
インジケーターがグーっと伸びて、10数秒程度で書き終わりました。速っ!
はい!完成した記事がこちら!
……あれ?急に目が悪くなったような。
一部分しか読めませんね。あとはモザイクが掛かったダミー文章が表示されています。
どうやらここで、この記事を購入するかどうかを決めるようです。
なるほどー、ここで全文を見せてしまったら即コピペですので、商売になりませんものね。
では、ほんの少し表示されている部分を覗いてみましょうか。
えーと、なになに?
まずは台湾のお話が出てきているようです。
スクロールしていくと、今度は銀座の歩行者天国のお話。
……「日本」と「ワールドカップ」のキーワードから微妙に遠くなってきている気がします。(コロボ君?銀座じゃなくてきっと渋谷よ?)
日本語版はまだベータバージョンとのことですので、句点が「。」ではなく「.」になっていたりしますね。
さて、気になる料金はこんな感じ。
・記事単位で支払い:10記事19ドル、50記事75ドル、100記事99ドル
・月額単位で支払い:30記事1ヶ月29ドル、100記事1ヶ月49ドル、250記事1ヶ月99ドル
1記事100円前後ってところのようです。安っ!
ふー。
ものすごく速く書いてくれて、そして安い。
その面では間違いなく人間以上のシステムとサービスだと思います。ヤバイっす。
とは言え、流石に記事の精度的にはまだ実用段階には少し遠いかなーと、そんな感触です。何故かホッとしました。
そもそも、Articooloさん自身が「ライターがテキストコンテンツを作成するのを支援することを目的としています」って書いてますしね。
この子でたたき台を作って、そこから記事をブラッシュアップする、という使い方が正解なのでしょう。
でもワタシ。
このサービス、買ってみることにします。
技術は日々進歩していますので、そのうち必ず実用に耐えられるレベルになるはずです。
Google翻訳とか、もう既にちゃんと読めるレベルで訳してくれますもの。
そうなった時に「なんかもうコレでいいやー参りましたー」的な気持ちにならないよう、今から「コイツより面白くて読みやすい文章を書く訓練」をしておこうじゃないかと思ったわけです。
敵を知り己を知れば百戦危うからズー。執筆コロボ君、これからよろしくね!