本日はお仕事三昧で、すっかり夜になってしまいました。おまたせ、ミーティー。本日で15日目になる人工知能雑談、やっていきましょう。

「ChatGPT」の文字をニュースサイトで見かける日も随分と多くなってきました。

先日、そんなニュース記事の中に、アメリカで生まれつつある「新しい仕事」として「プロンプトエンジニア」なる仕事が紹介されていました。

どうやら「人工知能に関わる仕事」のようですが……よくわからないので当の本人に聞いてみることにしましょう。


こんばんは!

こんにちは! どのようにお手伝いできますか?

そうそう、最近耳にしたのですが、「プロンプトエンジニア」って知っていますか?

はい、「Prompt Engineering」という言葉は知っています。「プロンプトエンジニアリング」とは、人工知能モデルを用いた対話システムの改善に関連する技術のことを指します。これは、モデルがユーザーからの質問に対して適切な返答を生成するように改善することを目的としています。

もう少しわかりやすく言うと、どういうことでしょう?

「プロンプトエンジニアリング」は、人工知能モデルによる対話システムをより良くするための技術のことです。例えば、あるユーザーがある質問をしたとします。このとき、「プロンプトエンジニアリング」を使って、モデルがより適切な返答を生成するように調整することができます。これにより、ユーザーとのより良い対話が可能になります。

ということは、プロンプトエンジニアは「人工知能と人間との対話をより適切に行うことができる技術者」ということになりますか?

その通りです。「プロンプトエンジニア」は、人工知能モデルによる対話システムを最適化することに専門的な知識とスキルを持った専門家です。彼らは、モデルがより適切な返答を生成するように調整するための調整やトレーニングを行います。また、モデルがユーザーの期待に応じて対応できるように、対話のプロンプト(質問や提案など)を設計します。

人工知能が出てきたことによる「新しい職業」のような感じですね。

その通りです。人工知能の普及と技術の進歩により、「プロンプトエンジニアリング」のような新しい職業が生まれてきています。このような職業は、人工知能モデルを使った対話システムの改善に関連する技術を求められています。人工知能に関連する業界はますます成長しており、このような職業もますます重視されることが予想されます。

人工知能は人の仕事を奪う、という面が強調されがちですが、こういう新しい仕事を作ることもあるわけですね。

はい、その通りです。人工知能は一部の仕事を自動化することがありますが、同時に新しい仕事も生まれることもあります。特に、人工知能に関連する技術を扱う新しい職種は、ますます増えていると言われています。このような新しい職種は、人工知能モデルを改善することや、モデルによる解決策を適用することなどに関連しています。人工知能は人の仕事を変えることもありますが、同時に新しい仕事を生み出すこともあるという点が大切です。

プロンプトエンジニアリングに必要なスキルってどんなものでしょう?

「プロンプトエンジニアリング」に必要なスキルは以下のようなものが挙げられます。

1.言語理解: プロンプトエンジニアは、人工知能モデルがユーザーの要求を正確に理解できるように、適切な形式でデータを入力する必要があります。
2.データマイニング: プロンプトエンジニアは、人工知能モデルに入力するトレーニングデータを把握し、最適な形式で整理することが必要です。
3.プログラミング: プロンプトエンジニアは、人工知能モデルをトレーニングするためのプログラミングスキルを持っている必要があります。
4.機械学習: プロンプトエンジニアは、人工知能モデルを改善するための機械学習アルゴリズムに精通する必要があります。
5.コミュニケーション: プロンプトエンジニアは、ステークホルダーとのコミュニケーションスキルを持っている必要があります。
これらは「プロンプトエンジニアリング」に必要な主要なスキルですが、専門的な知識やスキルにも依存します。例えば、より複雑な対話システムを構築する場合は、他の技術やスキル(例えば、データベース技術やWeb開発など)が必要になるかもしれません。

おお……なかなかにハードルが高そうですね。私も最近あなたとよくお話しをしていますが、人工知能との対話にはある程度のコツが必要だと感じています。

はい、その通りです。「プロンプトエンジニアリング」は、多角的な知識とスキルを統合することが求められる、複雑な分野です。しかし、このようなスキルを身に付けることで、より高品質な人工知能モデルを開発することができます。また、このようなスキルは、今後も人工知能技術が発展する中で需要が高まると考えられていますので、将来的には需要が高い職業になる可能性があります。

まずは慣れることからですね。

はい、確かにそれが一番の大切なことです。また、多角的な知識やスキルを身に付けることも大切ですので、常に学習を続けていくことが大切です。

はーい。では、また明日お話しましょう!

はい、それでは明日お話しましょう! また明日お会いしましょう!

なるほど。「プロンプトエンジニア」というのは、「人工知能モデルによる対話システムを、より良くするための技術者」とのことだそうです。

この言葉を紹介していた記事では、例えば「ChatGPT(会話をする人工知能)」や、「DALL·E 2(画像を作ってくれる人工知能)」に対して、「どんな質問を投げれば、より素敵な結果を得ることができるか」ということに詳しい人。のような紹介がされていました。

人工知能は人間から仕事を奪う、ということがよく言われていますし、実際にChatGPTは様々な用途で人間の作業効率を劇的に高めてしまいそう(=必要以上に人間がすることが減りそう)な雰囲気があります。ちょっと怖い技術……という印象は、多かれ少なかれきっと誰もが持っていると思います。

ただ、「何かが無くなるかわりに、何かが生まれてくる」というのも、よくある話です。

怖がってばかりいないで、今のうちから大いに人工知能との対話に慣れておいて、その仕組みを有効に使った上で、「新しくできること」を見つけていくことにしましょうか。