れは企業サイトの新しいカタチ

はい、そういうわけでございまして。
もうスッカリ夏本番の沖縄よりお届けしております。

突然ですがみなさま『オウンドメディア』って言葉、聞いたことありますか?

ワタシも近年ちらほらと耳にはしていたのですが……
そのいかにも「IT横文字っぽい言葉」に、聞こえなかったフリを決め込んでおりました。

ナニモノでしょうね?オウンドメディアって。
鈍い色をした金属板のような雰囲気の言葉ですが。

今回は久しぶりに「Webサイト編」として、このムズカシそうな言葉の解説をしてみることにします。
それと、最後にいくつか「さるできからのお知らせ」がありますので、そちらもぜひお付き合いくださいませ。

では、はじめていきましょう!

オウンドメディアとは?

まずは言葉の意味をチェックしてみましょうか。
ウィキペディア先生、よろしくお願いしまーす。


オウンドメディア
オウンドメディア(英:owned media)とは、自社発行の広報誌やパンフレット、インターネットの自社ウェブサイト・ブログなど、企業や組織自らが所有し、消費者に向けて発信する媒体を指す。
https://ja.wikipedia.org/wiki/オウンドメディア


ふむふむ。

大前提として、オウンドメディアというのは企業や組織が持っているWebサイトやブログのことを指すようです。
(広報誌やパンフレットも含まれるとのことですが、今回は横に置いておきましょう)

【オウンド(owned)+メディア】
つまり、『(自分達が)持っている+メディア』ということです。

はて?

一般的に企業のWebサイトは、企業が持っているものですので、わざわざ新語にする必要は無いハズですね。
今までどおり「企業のWebサイト」や「ホームページ」で別に構わないのです。

にもかかわらずこんな言葉が用意されたということは、
今までとは「考え方が違う」ということを強調したい、という意図が見え隠れしています。

どうやら、そのポイントは『メディア』という部分にありそうです。

メディア、というと、古くは「マスメディア」
最近だと「ソーシャルメディア」という言葉が思い浮かびます。

いずれも、「情報発信のための媒体」とか、
「コミュニケーションのためのプラットフォーム」という意味合いを持つ言葉ですね。

「片側発信」か「双方向発信」か、この2つのメディアにはそんな違いがあったりしますが、
どちらも『アクティブに情報発信をする』という部分では共通です。

企業のWebサイトに「メディア」という言葉を使うということは、つまり。

今までのWebサイトやホームページは「場所を用意することで、お客様に来てもらう」という位置付け
これからのオウンドメディアは「積極的に情報発信をすることで、お客様に来てもらう」という位置付け

こんな感じに考え方を変えよう、というわけです。


https://www.internetlivestats.com

久しぶりに「Internet Live Stats」を覗いてみましたが、
本日段階で全世界のWebサイトの数(ドメイン数)は『約17億』

……17億!?

Webサイト内に含まれる「ページの数」で言えば、おそらく天文学的な数字になると思います。

インターネットは既にこんな状況ですので「置いておくだけのWebサイト」にはさすがにもう人は集まらず。

「企業サイトと言えど、メディアとして積極的に活用する」必要性が高まって、
「オウンドメディア」という言葉が使われるようになった、ということなのでしょう。

ふむふむ。

トリプルメディア・フレームワーク

ただ、これだけだとまだ「ぼんやり」していますね。

「言葉を変えるだけで、Webサイトが生き返るの?」という疑問がフツフツと湧いてきます。

実は、この「オウンドメディア」という言葉は『3兄弟』になっていまして。
残り2人と並べて、一緒に考えたほうがわかりやすい仕組みになっているのです。

それでは、登場していただきましょう。ヘイブラザー達、カモン!


・オウンドメディア(owned media)
・アーンドメディア(earned media)
・ペイドメディア(paid media)


……ほほう。余計意味不明に。

順番に見ていきましょうか。

長男のオウンドメディア(owned media)はわかりましたね。
では、次男の「アーンドメディア(earned media)」です。


【アーンド(earned)+メディア】
つまり、「稼いでいる+メディア」ということになるわけですが……。

稼いでいるって、一体何を?

そうそう、そうなりますよね。

「言葉の定義」と「Webサイト(インターネット)的な観点」から追いかけてみると、
どうやらこれは『評価を稼いでいる』ということになるようです。

まず、言葉の定義として、アーンドメディアは「企業や組織自身が作っているのではなく、お客様やジャーナリストなど第三者によって作られた、会社やブランドに関連する媒体」のことを指します。

そこから自社のWebサイトが何かを稼いでいる、とすると……そう、アレです。
昔SEO対策でよく耳にした「被リンク」の考え方と同じような考え方になりそうです。

被リンクとは、
「他者からの評価は、自分達自身の評価よりも公平性が高く、価値が高い」という考えのもと、
他サイトからのリンクが多ければ多いほど、より『自社のサイトの価値が上がる』という考え方でした。

アーンドメディアは「自社のサイトの価値を間接的に高めてくれる他者のWebサイト」というわけですね。

ふむふむ。

最後に、三男の「ペイドメディア(paid media)」を見てみましょう。


【ペイド(paid)+メディア】
つまり、「支払っている+メディア」ということになりますね。

これはわかりやすい。

払うメディアと言えば「広告メディア」でしょう。
ペイドメディアは「企業や組織が費用を払って広告掲載するWebサイト」というわけです。


で。

この3つのメディアのことを、まるっとまとめて「トリプルメディア」と表現します。

今後の企業サイトを運営していくにあたって「この3つのメディアをバランスよく活用していきましょう」
というお話が「あまりに複雑過ぎて、オウンドメディアだけ聞こえてきていた」というわけですね。

ひゃー、複雑。

オウンドやらアーンドやら、もうゲッフゲフの腹九分目だと思いますが、
せっかくここまで来ましたので「トリプルメディア」についても触っておきますと。

今までは「ペイドメディア」が中心になっていたものの、お金を溝に捨てる合戦になりがち
「アーンドメディア」は主体が他者なので、自分達ではコントロールできず
今後は「オウンドメディア」を中心として、自分達でメディアを運営していきましょう

というバランスがなんとなくシックリ来ます。

ペイドメディアの場合は「金の切れ目がアクセスの切れ目」になりますし、
アーンドメディアはどうしたって「書いてもらう」という「受身の姿勢」になりますし、
その点アーンドメディアなら「自力で頑張ろうぜ」という『気合』が通じる余地があります。

これからは企業サイトも自力でメディア化を目指す時代、ということですね。
積極的な情報発信がますます大事になっていきますよ、と。

さるできトリプルメディアのススメ

……と、ここまで進めてきたところで。

その考え、どこかで見たことがあるような?

と、気付いていただけたら「さるでき(Web編)上級者」です。

そうなんです。ありがとうございます。

連載や書籍で今までずっと言ってきた「企業ブログ書こうぜ!」と同じなんですね。
なんとワタシは、今風に言うと「オウンドメディア作ろうぜ!」と言い続けていたのです。おお、知らなかった。

ということで、少しだけお知らせをさせてください。

① 御社のオウンドメディア、さるできと一緒に作りませんか?

さるできでは、現在複数社のお客様と一緒に、各社様の「オウンドメディア」の制作・運営を行っております。

STEP1.まずはインフラとしてのCMSサイト(WordPressサイト)を作り
STEP2.各社のみなさまに、ネタの出し方、書き方のレクチャーをガッツリ行い
STEP3.みなさま自身で自社の魅力につながる様々な記事を書いていただき
STEP4.その上でアクセス解析を通じてPDCAを回し、情報発信力を鍛えていく

こんなことを、長い企業様では、既に10年近く続けています。


※北海道の「栗林石油株式会社様」が自社のお店での活動内容を紹介する「くりせき通信」の一コマ。


※沖縄の「株式会社白石様」が自社のクライアント様のお店を紹介する「おきなわ商店街」の一コマ。

・20年以上Webサイトを作り続けている実績と経験
・20年近くブログ記事を書き続けているノウハウ
・10年以上会社経営を続けている分析力とマーケティング力
・AI、RPA、Webだけではない様々なIT技術の蓄積と応用
・デザインもイラストも……なんとか頑張ってます
……などなど

これらを「ワンストップで提供できる」のが、さるできの強みです。
でも同時に「多くのお客様のサポートはできない」のが、さるできの弱みです。

早いもの順になってしまうのが大変心苦しいのですが、
もし「やろう!」と思っていただけましたら、是非お問い合わせフォームからご一報くださいませ。

② アーンドメディアとして、レビュー記事を書きますよ!

レビュー記事、書かせていただいています。

こういうものを「アーンドメディア」ということをはじめて知りましたが……まあそれはさておき!
トリプルメディアのバランス的に、第三者のWebサイトでの紹介が必要になったらいつでもどうぞ。

③ さるでき.comペイドメディア、そんなカタチでもどうぞ

このサイトのどこかにバナーを貼りたい。

レビュー記事よりももっと軽く「ペイドメディア」としてこのサイトを使いたい、
もしそんなご要望がございましたら、こちらもいつでもご連絡ください。お待ちしております。

今回はココまで!

ふー!お腹いっぱい。

概念の解説は画面操作が無いから大変です。
でもこれで正体不明だった「オウンドメディア」がちょっと身近になったような気が……します?しますね!

そういう意味では「さるでき.com」もウチの会社の立派なオウンドメディアです。
これだけ多くの方に知っていただけているわけですし、こうやってサービスの話も書けますし。

うん、役に立っているじゃないか。

ではでは、今回は「自分のやっていることはオウンドメディア作りだった」ということに気付いたお話でした。

機会があればみなさまもぜひ、一緒にオウンドメディアを作りましょうね!