RPA BANKをご覧のみなさま、こんにちは!「最近AIが気になって仕方がない」とウズウズしているものの、「ドコにもスキがないピリッとした雰囲気」になかなか一歩を踏み出せないでいる、そんなみなさまに向けたお気楽AI解説連載『さるでき流 AIのはじめかた』、第2回をお届けします。
1回目の前回は、『AI(人工知能)の定義』についてチェックしてみました。AIとは、「コンピューター」という道具を使って、「計算」という処理を行い、人間の持つ「知能」を再現する試み、ということでしたね。
コロボ「そもそも『知能』って何なのでしょう?」
ワトソン「知能とは、論理的に考える、計画を立てる、問題解決する、抽象的に考える、考えを把握する、言語機能、学習機能など、さまざまな知的活動を含む『心の特性』のことですよ」
コロボ「??」
ワトソン「……今のコロボ君の顔と逆、と言えばわかりやすいでしょうか」
ワトソンさんがウィキペディア先生から聞いてきたところによると、「知能」とは「考える心の特性」のことを指すようです。「考える」ことと「心」の動き。「頭」と「心」。一見すると相反するような定義なのですが、この定義が成り立っているのであれば、ワタシ達人間の『内なる世界』は、実に複雑に絡み合いながら広がっているようです。
そんな複雑な世界を計算によって再現しようとするのですから、人間の好奇心はとどまるところを知りませんね。きっとムズカシければムズカシイほど、探求せずにはいられない、それが人間というものなのでしょう。
……なーんて。カッコ良いことを言ってみましたよ。