紹介編:Robotic Crowd について

最後に、『Robotic Crowd』についても少しだけご紹介しましょう。Robotic Crowd Agentを使ってみて、「もっとRPAを使ってみたくなった!」と思ったみなさまは、是非一度Webサイトに遊びに来てくださいね。お待ちしています。

Robotic Crowdとは?

Robotic Crowdは、『ブラウザ型(クラウド型)のRPAツール』です。

ブラウザ型なので、特別なソフトウェアをインストールする必要がなく、WindowsPCでもMacでも、今すぐにRPAツールを使い始めることが可能です。

Robotic Crowdは、以下のような特徴を持っています。

豊富な制御機能
条件分岐や繰り返しはもちろん、スケジュール実行もサポートしています。工夫次第で様々なワークフローの作成が可能です。

アプリケーション統合
Google Chrome(Webブラウザ)、メール、Gmail、Excel、Spreadsheetなど、様々なアプリケーションをまたぐ自動化が可能です。

認識サービス、人との連携
Google Vision API(Google社が提供する画像認識AIの機能)を活用したり、人の認識能力の活用をすることが可能です。

Robotic Crowdは、多くのクラウドサービスと連携をしています。

Google Chrome:Webブラウザ
Gmail:メーラー
Slack:グループウェア
Excel/Google Sheets:表計算ツール
Google Analytics/Search Console:Web分析ツール
dropbox/box/Google Drive/OneDrive:オンラインストレージ

セキュリティに対しても、安心して使うための機能がシッカリ用意されています。

VPNによる接続
ロボットが社内ネットワークにアクセスする際は、VPN接続(Virtual Private Network接続)を利用することにより、社内の基幹システムと安全に連携することが可能です。

IPアドレスの固定化
インターネット上すべての場所からのアクセスを許可するのではなく、固定IPアドレスを利用することによって、クラウド上のロボットだけ社内ネットワークへの接続を許可することが可能です。

沢山のサービスと連携しているのですね。「Gmail」とか「Slack」とか「DropBox」とか、普段からよく使っているWebサービスともバッチリ連携していますので、思った以上に色々な業務を自動化できそうです。

そうなんです。既にこれだけのサービスと連携をしていますが、クラウド型の便利なサービスは日々新しく登場していますので、Robotic Crowdも今後より多くのサービスと連携していく予定です。楽しみにしていてくださいね!

Robotic Crowdの画面イメージ

Robotic Crowdには、Robotic Crowd Agentには無かった『ワークフローの管理/編集画面』が用意されています。記録した操作を「後から」「自由に」「プログラミング不要で」編集することが可能です。

「ブラウザで開くURL」や「クリックする要素」など、サイドバーに用意されているアクションは『75種類』、組み合わせることで様々な業務を自動化できます。

Browser:Webブラウザを操作するアクション
Text:文字列を編集するアクション
Data:変数等データオブジェクトを操作するアクション
ComputerVision:画像から文字や表情を認識するアクション
Excel:Excelを操作するアクション
Storage:ストレージにファイルを保存するアクション
Marketing:Google AnalyticsやSearch Consoleにアクセスするアクション
Google Spreadsheet:Google Spreadsheetを操作するアクション
Message:GmailやSlackでメッセージを送信するアクション
Control:IfやLoop等ワークフローを条件処理するアクション
WebService:URLからファイルをダウンロードするアクション
HumanIntelligence:人間が入力した値を取得するアクション

『エディタモード』をONにすると、ワークフローの画面が「YAML形式のエディタ」に切り替わります。

「Robotic Crowd Agent」で記録した操作を、YAML形式のデータでコピーし、こちらに貼り付けることで、ツール間のロボット連携が可能です。

Robotic Crowdでは、『スケジュール機能』を使うことができます。

「指定した日時」での実行に加えて、「10分単位」での実行や「毎週○曜日」での実行など、自由にスケジュールを組むことが可能です。「通知先の指定」をしておくと、ちゃんと実行したかどうかをメールで教えてくれます。

「スクリーンショットの保存」など、ロボットにデータを保存しておいてもらう時のために、『ストレージ機能』が用意されています。

「画像認識用のファイル」など、ロボットがワークフローの中で使うためのデータをアップロードしておくことも可能です。

その他、Robotic Crowdの画面には、様々な『ヘルプ機能』も用意されています。

サポートサイト:はじめての方への画面紹介や各種機能紹介がまとめられているサイト
コミュニティ:新機能の告知やQ&Aのための掲示板
ドキュメント:Robotic Crowdの概要や各アクションの詳細な仕様がまとめられているサイト
サポートチャット:いつでも開発チームに相談できるサポートチャットボックス

おおー!わかりやすそうな管理画面ですね。細かいところまでしっかり日本語での補足が書いてあったり、いつでも開発チームに質問ができたり、「システムはちょっとニガテ」という人でも気軽に使うことができそうですよ。

そこが、Robotic Crowdの「強み」です。EUC型(エンドユーザコンピューティング型)のRPAツールとして、「現場で」「誰でも」「簡単に」使えることを目的に作られているのが、『Robotic Crowd』なのです!

Robotic Crowd 製品ページ

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