付けば12月ももう終わり

……え?

じゅ、12月末ですって、奥様。
前回の記事が8月末ということは、なんと「4ヶ月間ぶり」ということに。

こ、これが大人になったら身に付くと言われる「先送り」の力なのね!?
(注:前回の記事参照)

……いやはやもう何と申し上げて良いものやら。
おひさしぶりでございます。さるできブログでございます。

世の中は完全に年末モード。
みなさま、今年中にやっておきたい仕事は無事完了しましたか?

ワタシは毎年恒例の「年賀状作り」を行ったら終わりです。
今朝からプリンター君が頑張って年賀状をジーコジーコ出力してくれています。

よーし、どうやらこれで無事年越しできますね。
それではみなさま、良いお年を〜。

……と、その前に。

こちらの記事も完結させておきましょう。
「Robotic Crowdを使ったWordPress自動更新」、今回で最終回です。

スッカリご無沙汰しておりました。
ハ、ハーイ?ロコさん、元気だった?

「Robotic Crowd」起動っ!

前回までのおさらい

あまりに間隔が空いてしまいましたので、少しだけおさらいをしておきましょうか。

このシリーズでは、クラウド型のRPAツール「Robotic Crowd」を利用して、
①Yahoo!ニュースから記事を取得、②WordPressを自動更新する、ということをやっていたのでした。

前回までの2回で、

・Robotic Crowdの画面の見方
・基本的なロボットの作り方
・要素の取得の方法

・記事タイトルの取得
・記事URLの取得
・HTML形式のテキストの作成

と、『WrodPressに書き込むためのデータ』を作ることまでできました。
後は、WordPressにログインして、好きなところに書き込めばOK、というところまで来ています。

では、続きを進めていきましょう。

WordPressへのログイン

WordPressにログインするためには、専用の「ログイン画面」にアクセスします。
※この辺りはWordPressのインストールについての解説サイトが沢山ありますのでそちらでどうぞ!

WordPressのログイン機能、通常はちゃんとログイン画面に行ってログインするものなのですが、
実はログアウトしている状態で、直接管理画面にアクセスしようとすると、こんな動きになります。

STEP1 管理画面のURLに移動
STEP2 強制的にログイン画面のURLに遷移
STEP3 ログイン処理を行う
STEP4 STEP1で行きたかった管理画面のURLに移動

今回は、取得したデータを「固定ページ」の中に貼り付けようと思っていまして。

少しだけ設定を効率化するために、
ログイン画面のURLを指定するのではなく、
あらかじめ用意しておいた「固定ページ編集画面のURL」を直接指定することにしました。

こうすると、一旦ログイン画面が開くので、そこでログイン処理を実施、
ログイン後はダッシュボード画面に遷移せず、固定ページ編集画面が開きます。
ダッシュボードから固定ページ編集画面に遷移する設定が要らなくなりますね。

では、ログイン画面が開いた、と仮定して、ログインの設定をしておきましょう。

「ユーザーID」のCSSセレクタは「#user_login」
「パスワード」の方は「#user_pass」です。

「文字入力」アクションと、「パスワード入力」アクションをそれぞれワークフローに追加して、と。

パスワードの場合は、文字が見えないように「●」表示になります。

最後に、ログインボタン「#wp-submit」をクリックして、ログイン設定完了です。

固定ページへの書き込み

ここからは「固定ページ」の編集です。

Google Chromeの拡張機能で「CSS Selectorの取得」をしてみると、
WordPressの記事編集エディタ部分からは、「#content」というセレクタが取得できます。

つまり、この「#content」という部分に、
前回作成した「${title}」と「${url}」を含んだリンク文字列を設定すればOK、ということですね。

では、エディタ上にリンク文字列を書き込んで、と。
最後にWordPress上の「更新」ボタンをクリックしましょう。

更新ボタンのセレクタは、「#publish」ですので、
「クリック」アクションをドラッグしてきて、CSSセレクタに「#publish」と入力したら、設定完了です。

よーし、設定が正しく行われたか、早速ロボットを実行してみましょう!

Yahoo!ニュースにアクセスして……
データを作って……

と、ここまでは順調だったのですが。

画面上、何やら不思議な表示が出ています。

これは、WordPressをインストールしたサーバー(ワタシの場合はXserver)からのエラーメッセージです。
内容的には「WordPressの管理画面へのアクセスが拒否されました」となっています。

最初に解消方法をお話すると、
Xserverのサーバー管理画面にある「WordPressセキュリティ設定」で、
「ダッシュボード アクセス制限」をOFFにすると、このエラーは出なくなります。

この「ダッシュボード アクセス制限」というのは、
海外IPのユーザーをWordPressのダッシュボード(管理画面)に入れないようにする設定で、
怪しげな攻撃が乱れ飛ぶ海外からのアクセスを防ぐ目的で用意されています。

これをOFFにすることでエラーが出なくなる、とすると……?

「Robotic Crowdからのアクセスは、海外IPからのアクセスである」

ということになりますね。

プラットフォームが海外のもの(Amazon Web ServicesやGoogle Cloud Platform)を使っている場合、
外見上は日本語環境であったとしても、実際には海外からのアクセスになることも考えられます。

クラウド系RPAツールの場合は、
WordPressの管理画面にアクセスする場合は、この辺りを少し注意する必要がありそうです。
海外からのアクセスが可能になってしまうので、セキュリティ上は結構心配ですが……
パスワードの文字列をより一層複雑にして対応しましょう。

自動更新した結果はこちら!

と、いうことで、自動更新した結果はこちら!

うんうん、ちゃんとリンクが貼られていますね。
クリックすると、対象のYahoo!ニュースの記事がシッカリ開きましたよ。

さらに情報を追加して、画像等の装飾を加えて、
Robotic Crowdのスケジューラーを設定すれば、毎日更新のニュースロボットの完成です。

こんな感じで作ったニュースロボットは、
このサイトのサイドバー「今日のニュース」でご覧いただけます。
サイトにお立ち寄りの際には、チェックしてやってくださいませ。毎日深夜0時にコロボ君が更新しています。

……が。

こちらも4ヶ月間放置していたトコロ、なんとWordPressの仕様が変わって自動更新が停止しておりました。
この記事のタイミングで修理、現在は元気に動作中です。やれやれ、ロボットって意外と手間がかかりますぜ……


ふー、これでこのシリーズも無事完結できました。
どうにか安心して年越しできますね。

それではみなさま、今年もさるできをご覧いただききありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!