自動化、それは魅惑の響き。
さてさてみなさま、こんにちは。
文章書きリハビリ中のカワサキでございます。
今回からさるできでは「自動化ロボ」について取り上げていこうと思います。
「iPhoneアプリ」「WordPress」と来まして、3本目の大きなテーマです。
自動化ロボと一言で申しましても、取り扱う内容は多岐にわたr…
え?唐突ですか?
そうですね。まったくもってその通りです。
本来なら最初は「時代背景」辺りから連々書かなければいけないところだと思いますが。
あまり最初から頑張りすぎると、
途中で戦闘力がインフレして収集がつかなくなるってド○ゴンボールで習いましたので、
初回はワタシの中で「自動化ロボ」が何を指しているか、という辺りをゆるゆるお話ししようかと思います。
むかしむかし。
弊社株式会社マイウェイは、「アメーバピグ」なるサービスを使っておりました。
アメーバピグはインターネット上の仮想空間においてアバターでコミュニケーションを楽しむサービスです。
マイウェイは、アメーバピグ上に「グループ」という形で「MaiWay部」を設立、
ユーザーから参加者を募り、夜な夜な『接客サービス』というものについて語り合っていたのでございます。
何このファンキーな会社。
※すべて実話です。現在はやっておりません。
その際、ご参加いただくみなさまには「〇〇時集合」というご連絡をしていたのですが、
当然時間よりも早くお越しになる方がいらっしゃいました。
こういう時に「素に戻ってしまう」ことほど怖いことはございません。
ぽつんと一人仮想広場に佇む、自分とは似ても似つかぬ可愛いアバター。
…オレ、何やってるんだろう?
そんな気持ちを抱いたら最後、ブラウザの「閉じるボタン」はもう目の前です。
ワタシはみなさまを逃さないように寂しくさせないように、
「いらっしゃいませ!」「開始までこのままお待ちください」と、メッセージを送り続けたのです。
(注:申し遅れました。ワタシは会を円滑に運営するためのお手伝いさん役です。)
ただ、ここでひとつ問題がありまして。
メッセージは当然都度手入力をしておりましたので、
30分前にお越しいただいた方がいた場合は、30分間打ち続けなければいけないわけです。
それがたとえ、定型文の繰り返しだったとしても。
回を重ねるごとに、ワタシは思うようになりました。
(このダルい作業)なんとかならんもんかね。と。
(注:重ねて申し上げます。ワタシは会を円滑に運営するための雑用です。人間以下の扱いです。)
だから探しました。
そして見つけました。
キーボードシミュレーターなるツールを。
みなさまご存知ですか?
キーボードシミュレーター。
・このキーとこのキーをこういう順番で押せ
・その間にマウスでここの場所をクリックしろ
・それをトータル100回やれ
こんな感じの命令を用意するとあら不思議。
プログラムがパソコンを勝手に操作してくれるという魔法のツールです。
かくしてワタシは、
・お辞儀をして(アメーバピグに用意されているコマンド)
・「いらっしゃいませ!」と言い(テキストをコピーしてペースト)
・手を振り(アメーバピグに用意されているコマンド)
・「開始までこのままでお待ちください!」と言う(テキストをコピーしてペースト)
マシーンと化したわけです。
めでたしめでたし。
このように。
パソコンの力を使って、同じことを正確に行うことを、ワタシは「自動化」と呼んでいます。
そして、それをやってくれるツールやプログラムのことを、「自動化ロボ」と呼んでいます。
昨今大流行の兆しを見せているRPA(Robotic Process Automation)と、見ている先はきっと同じ…気がします。
アメーバピグの時代から早○年、新しいツールやサービスも様々登場していますので、
さるでき的に使い倒して、さらに自分でも作ってみよう!
というのが今回のテーマです。
みなさまの仕事に役立ちそうな「何か」が出来上がることを、ぬるーくご期待くださいませ。
それでは、はじめまーす。