ステーキングの準備中ではありますが、本日は少しだけ寄り道です。

「The Sandbox」を中心に、仮想空間に触り始めて一月半ほど経ちまして、この世界がどんなものなのか、少〜しだけわかるようになってきました。

仮想空間の基盤を支える「分散コンピューティング」や「ブロックチェーンの技術」、それは「Web3」と呼ばれる、次の時代のインターネットを形作る重要なテクノロジーだそうです。

Gartner 公式Webサイトより

・Web3では、ピア・ツー・ピアのインタラクションが、ネットワークを介した新世代の商取引や社会の核となる。それにより、情報や価値の流れを主に管理していた中央集権型プラットフォーム/サーバや、中央集約的な権限は利用されなくなる。
・Web3は、ブロックチェーンに対応した新しいビジネスモデルやソーシャル/ゲーミング・ネットワークを有効活用するアプリケーションを通じて、最初は大企業にメリットをもたらすだろう。
・ビジネス/ITエグゼクティブが最初にとるべきステップは、Web3とWeb 2.0との主な違い、Web3の初期のユースケース、関連テクノロジを理解することである。


ふむふむ。なるほど。よくわかりませんが、インターネットの世界はこちらの方向に進んでいくようです。

ただ、今までのトコロ、そこまで「凄いぜ!Web3!」という体験はできていないような気がします。「仮想空間」や「マーケットプレイス」は確かに面白いのですが、最近はオンラインゲームのクオリティがとっても高いので、どうしても見劣りしてしまうことが多い印象です。

APEX LEGENDS 公式Webサイトより

とは言え、私の場合、問題はきっとそこにあるのではなく。

私がこの仮想空間で「何をしたいのか」というところがものすごくボンヤリしているために、ただただ「歩き回るだけの空間」になってしまっているのではないか、と思います。目的意識がなければ、気付きや発見は生まれにくいのです。

これはいけません。やりたいことを考えましょう。やりたいこと……やりたいこと……と。

【仮想空間でやりたいこと】
・素敵な空間で、ただただボーッとしていたい
・ときどき、誰かとコミュニケーションを取りたい
・ゆったりしたBGMが流れていると、さらに良い
・キャラクターを放置しておいても、困らないのが良い

……ほほう。この人はどうやら仮想空間に「ゴロ寝場所」を求めているようですね。

最高にオシャレに解釈すると、こんなイメージ。

でも、それはそれで良さそうな気がします。

仮想空間と言っても、ずっと歩き回るのは大変ですし、ゲームができると言っても、ずっとゲームをし続けるのはもっと大変です。日がな一日ログインしていても苦にならない環境、と考えると、「仕事中など忙しい時間は放置しておいて、ときどき息抜きがてらにキャラクターを動かす」というのは、とっても大事なポイントになりそうです。

ですが、キャラクターを「ポッツーン」と孤独に立たせておくのは、少しだけ寂しいものがありますね。

と考えると、私専用の空間ではなく、私以外の人もその場所に同じ様に訪れることができて、同じ様に気軽に放置して置ける空間、というのが良さそうです。そこにいる誰かと「ゆるーい関係性」を作ることができれば、モチベーションの維持にも繋がりますし。

パソコンの画面の片隅で、キャラクターを放置しておける素敵な場所。BGM機能付き。

現実にある場所からすると……「カフェ」とか「図書館」といった感じでしょうか。一歩進めると「コワーキングスペース」とか「ノマドオフィス」という雰囲気でもピッタリ来そうです。

あらやだ、とってもオシャレ。

良いですねえ……!こんな空間を作って、自分にも遊びに来てくれた人にも「のんびり時間」を提供できれば楽しそうです。

とりあえず、この空間を『SARUDEKI BASE』と名付けてみました。

さるできベース、ちょっとした秘密基地です。

……まだ「基地」どころか「土地」も持っていませんけど。

やりたいことが見えてくると、やらなければいけないことも同時に見えてきます。

・基地(VoxEdit、GameMaker)の建設
・そのための土地(LAND)の入手
・そのための仮想通貨(イーサリアム)の入手
・そのための仮想通貨の口座(コインチェック、ビットフライヤー)開設

構築する仮想空間を「The Sandbox」として考えてみても、これだけの準備が必要ですね。そして当然、その費用もかかります。

あまり気は進みませんが、試しに……ちょっとだけ覗いてみましょうか。現在の「The Sandbox」の「土地(LAND)」の価格は……と。

売出し中のLANDが安い順に並んでいます。

最も安いもので、「1.70イーサリアム」しますね。

で、本日の「1イーサリアム」は……

一日のチャートを見ていても、激しく上がったり下がったりしています。

「38万5千円」でした。

つまり、土地を一区画買うのに必要なお金は、『65万4千5百円』ということになります。ひょえー!た、たっかー!

さらに、予想通りと言えば予想通りなのですが、仮想通貨をベースにしているサービスの怖いトコロで、この価格、恐ろしく乱高下します。

去年の7月頃の1ETHは「20万5千円」でしたので、1LANDは『34万8千円』。
2週間と少し前の1ETHは「42万8千円」でしたので、1LANDは『72万7千円』。

同じ広さの土地を手に入れるために、ほぼ倍くらいの価格差が発生しています。この様子ですと、今日思い切って買った区画が、来週には半額になっている……!ということだって、現実的に起こりそうです。

やりたいことの前に、大きく立ちはだかるお金問題。コイツは……どうしたものか。

とは言え、先の見通しがクリアになったので、だいぶスッキリしました。相場はコントロールできるものではありませんので、「このくらいの価格になったら買う」というボーダーラインを決めておいて、しばらく様子を伺うことにします。

買えるくらい安くなりますように……でも、買った後は高くなりますように……!