長々とやってきましたPhotoshop入門、今回が最終回です!
最後は派手に打ち上げましょう。
あ、いままでの記事見逃した人はこちらからどうぞ。
Photoshop入門その1:iPhoneの壁紙を作ろう!
Photoshop入門その2:レイヤーの使い方を覚えよう
Photoshop入門その3:画像を編集しよう(前編)
Photoshop入門その4:画像を編集しよう(後編)
Photoshop入門その5:文字を編集しよう(前編)
Photoshop入門その6:文字を編集しよう(後編)
PhotoshopをPhotoshopたらしめる機能、それがフィルタです。
いいえクレームは一切受け付けません。そんな上級者ここにはいないと先生聞いてますよ(暴言)。
ありきたりの画像を魔法のように美しく仕上げるツール。
画像界の高須クリニック。
数が多すぎてわかりにくいので、ギャラリー形式で見てみましょう。
こんな感じ。沢山入ってますね。
では、飛び出すワンを開いて下さい。
まずは画像系のレイヤーを複製して、
複製した方のレイヤーを結合してしまいましょう。
レイヤーウィンドウでレイヤーを複数選択した上で「表示レイヤーを結合」でOKです。
元のレイヤー構造は保存しておいて、結合させた画像をいじります。
準備できましたか?
それでは、フィルタをかけてみましょう!
粒状フィルム
ザラッとした砂粒のような質感が加わります。
写真の色合いは保持した上で、写真よりも周囲に馴染みやすくなりますね。
画像の中で写真部分がクッキリしすぎていて浮いてしまう場合、
こういうフィルタをうすーくかけておくとイイ感じにまとまります。
ドライブラシ
あーら素敵な絵画ですわね。奥様。
と言わせるためのフィルタです。
写真というより一気に絵の質感になります。
ブラシ系のフィルタは使い方がなかなか難しいのですが、
全体の質感をガラッと変えたいときは試してみましょう。
テクスチャライザ
こっちは画像自体に紙の質感を与えるフィルタです。
言われてみるとシワシワの紙っぽい感じがしませんか?
表面質感を加えると、素材自体に立体感が出ますので
最後もう一押し何かしたいなーと思ったら使ってみましょう。
網目
フィルタもかけかたを間違えるとイマイチピンと来ないよ、という例です。
悪くはないのですが、、、
だからなんで網目?と言われてしまうと説得力不足。
犬のタロウ(今命名)も心なしか寂しそうな表情です。
ですが怪我の功名で下の写真の縁が少しイイ感じに滲んでいます。
レイヤー管理しておけばそこだけにフィルタをかけられますので、これは写真枠用と。
逆光
最後は少しだけ系統が違うレイヤーです。
どうでしょう?タロウの足元が光っているのがわかりますかね。
逆光フィルタです。
ウソみたいにしっかり光源が加わりますので、空の画像に太陽を足すこともできます。
こればっかり使っていると、「小学生が左右の角に必ず太陽を描くパターン」になりますので、
大人としてはたしなみ程度に使えるようになりたいものです。
Photoshopには他にも実に多種多様なフィルタが収録されています。
今回使ったフィルタも微調整次第で様々なバリエーションが出てきますので、
まずは実際に使ってみて、自分好みのフィルタを見つけましょう!
おつかれさまでした!
Photoshopのお話、いかがでしたか?
ホントはこれはこれでもっともっと時間をかけてお話ししたいツールではあるのですが、
あくまでiPhone用の壁紙作成とうことでザックリ内容を絞って書いてみました。
このツールが使えるようになるだけでも、表現方法に俄然差が出てきますので、
興味がある方はドンドンチャレンジしてみて下さい。
最後に、今回のPhotoshop入門で使った飛び出すワンのPSDデータを貼っておきます。
ダウンロードして実際に中身を見てみて下さい。
それではまたどこかで。
即効!Photoshop入門でした。